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列島各地で気象現象が大変なことになっておりますが、みなさまのご無事を願うばかりです。
盆だの何だので親戚周りをしていたので、小噺置き逃げのような態になって失礼しました。
拍手ありがとうございました!励みにしております。

盆といえば、我が家は新盆でございます。
旧盆は古来からの習俗との関連も深いので地域性と関わりがある、とものの本で読んだような気が・・・くらいの適当な知識。立花家は新盆のようですし、宗派の絡みかもですね。
我が家はといえば、祖父が「うちは江戸っ子だから新盆なんだ」と自慢げに言っていたことを思いだすんですが、いまいち本当なのかどうかわからないまま今に至ってます。じいちゃん根拠のない自信に満ちてた人だから・・・
ちなみに無双利家に性格が良く似てました。割と仁義通すぜ!なノリで万事通していた。そしてしゃべりは完全な江戸っ子べらんめぇのためうじやっさん風。そして(私はその遺伝子は全く受け継ぎませんでしたが)諸葛誕的美男子だった。マジで。
つまり利家+うじやっさん+諸葛誕をランダムにハイブリッドしたような祖父でした。これは良いカオス。

以下四方山話で冗長なので続きから。

図らずもご年配の方々の話し相手人生が長いのですが、自然と歴史のことを考える機会が増えます。
じいちゃんが語った東京の風景や、ばあちゃんが語る北関東の生活は、その体験をした人が現在目の前にいるということが信じられないほどに現在と隔たっていて、それがまた善悪を超えた、淡々とした価値観で語られるのが面白いです。
お蚕の卵を売りに、年に一度だけやってくる、大きな行李を背負ってくるおじさん。
5銭玉を握り締めて買いに行った、稲荷神社の夜店のゆでたまご。
外国映画が封切になると家を抜け出して、机の引き出しいっぱいにたまった、勲章のようなガリ版のチラシ。
つくづくファンタジーだなぁと感動します。
そしてそういうものは今はどこにいってしまったのかなぁと思う段になって、今は見えないけれど、かつて確かにあったものの跡に思いを馳せる、歴史っていうもの考え方の面白さをしみじみと感じます。

まぁ自分に都合の悪いことは省いたり黙ってたりするわけで、検証が必要なのも強く首肯するところです(笑)
じいちゃんは人に頼まれてしょうがなく譲ったとか言ってたけど、ばあちゃんに聞いたら前の日に遊びすぎて寝坊したからだって言ってたぞ!結果は同じだけど経緯が全然違うじゃねーか!!!
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